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この写真
定番のペーパーウエイトみたいに見えますが
小鉢です
ペーパーウエイトはマジカルですが
この小鉢もマジカルに
よそうものを引き立てます
CRACK小鉢くもりガラス 橋村大作 作
よく見れば
そこかしこに
花
※染付花紋そば猪口 松尾貞一郎作
このグレーはきれいです
特に横からみると
重なった透明なガラスの色が
深みを増します
CRACKプレートグレー 橋村大作 作
うつわの表現はいろいろあります
表現者が純粋に感じたままを
言葉に出すことで伝えます
もっとも共感できる表現に
ひとは寄り添っていきます
それぞれが感じるままに
ぐい吞み 尾形アツシ作
松尾さんのうつわは型で作っていますが
出来上がりのどのうつわも
ゆらぎがあります
この絶妙なはずしの感覚は
扱うものに安心感を与えます
ひとの
流れている波長を
自然に感じ取っているようなふうです
染錦八角小皿 松尾貞一郎作
そこかしこに
あるひかりから
きづかぬうちに
めぐみをうけている
滞ることなく
いつも清らかな水が流れていることを
イメージする
足元の
ちょっとした点に魅かれた
ひっそりと
あつかうものに
密かなしるしをあたえた
※窯変白磁面取湯呑 松尾貞一郎作
見る視点を変えてみる
見えるものは
みていたものと
同じもの
※CRACKぐい吞み 橋村大作 作
春の匂いがする
どこからくるのか
土から
芽吹きから
雨から
空から
※ぐい吞み 尾形アツシ作