次に取り組んだのは黒の皿
漆の色と同調してしまい
境界がわかりにくく難しい
欠けの破片がないと
漆で欠け部分を形成するので
すこぶる時間がかかる
薄く 薄く漆をのせていかないと
気泡が入ったりなど穴開きの原因になったりして
それまでの作業が無駄になる
急いては事を仕損じる
漆を載せ、乾かし、研ぐ
つるつるの平にして
また漆を薄く塗る
何回も何回も繰り返し
フラットにするのが目標だ
途方もなく月日が流れて
やっと先生のGOサイン
蒔く作業は一番うれしい時間
スズを蒔いたものと漆だけのもの2種類が
出来上がりました
波模様に蒔いたあと上からさらに蒔くと
薄っすら模様の継ぎになりました