うつわのこえ

 

過去の展示会DMをたどるシリーズ19

 

2016年3月 東京都中野区にて

“meee” Gallery Tokyo

この写真、大きく撮ってますがぐい吞みです

うつわの部分をみてもらいたので直近で撮ることも多く

このぐい吞みもめし碗かと思われる方がいました

そんなことからその後、作家の藤塚さんに同じような模様でめし碗をお願いし、とても好評をいただきました。

 

ギャラリー全面がガラスになっていて春の日差しがキラキラとうつわに反射し、とてもきれいでした。

 

 

 

 

大切な贈りものⅢ

 

過去の展示会DMをたどるシリーズ18

 

2015年12月 横浜インペリアルギャラリーにて

旅するTree、今回は湖に旅しました

どこだったか天気の良い日に撮影しながら

湖畔の桟橋で日向ぼっこしていたら

白髭をはやした老人が助手と思われる女性とカメラ片手にやってきて

パシャパシャっと辺りを撮りまくり

ひゃひゃひゃっと笑いながら去っていきました

その間1分ほど

今のはなんだったのかとちょっとあっけにとられたのを思い出します

あれは仙人だったのかもしれない

仙人にあやかれたのか何なのか

このDM写真は良くとれてお気に入りのDMのひとつになりました

 

 

 

 

手のうつわ

 

過去の展示会DMをたどるシリーズ17

 

2015年9月 築地 茶の実倶楽部にて

会期中かかせないものに彩りを与える花があります。

うつわをより良く魅せるための花

一番すきなのは山野草や和花なのですが、これがなかなかお花屋さんに出ていない。

自宅のまわりに山や野原があればいいのですがありません。

あっても昨今ではへたに摘むものなら怒られてしまいます。

花を摘みに野に

なんてことが許されない世の中になってしまいました。

土の地面のないマンション住まいなのでプランターで育てることにしました。

たまに展覧中もってきてくださるお客様がいるととても嬉しくなります。

 

展示会のなか一番広いスペースでの会場です。

この会より藤塚光男さんに加わっていただきました。

 

 

 

 

いつかのうつわⅢ

 

過去の展示会DMをたどるシリーズ16

 

2015年6月 神楽坂アートスペースK2にて

 

前回より新しく加わってくださった木工の山崎雅之さん

山崎さんの木のうつわは、そのままのようにそこにあります。

加工されていることを忘れてしまうほどに

うつわが活き活きと呼吸しているのです。

海が目の前に拡がる三浦の土地に生まれ育ち

その土地で ひとり黙々と作業しています

山崎さんの生業は家具づくりです。

その手は木の性質、クセなど熟知しています。

山崎さんの作る木のお皿はまだ産毛が生えているようです

使ううちに手になじみ

艶を増し

色も変化していきます。

木を聞き 流れに沿う

そのままのようにそこにあります

 

いつかのあの木 あのうつわ

 

DMのお皿は山本英樹さんのお皿です

山帰来の枝を添えたら月と雲みたいになりました。

このころホームページが出来上がりwebshopも可能になりました。

 

 

 

 

春 no 音

 

過去の展示会DMをたどるシリーズ15

 

2015年3月 東京都文京区千駄木にて

猫の小道を想像させるような道をたどったところにギャラリーはありました。

もともとは川だったところが道になったそうでなるほどくねくねと緩やかなカーブ道です。

くねくね道のたどった先にある初めての空間です。

 

作家が作陶中に聴く音楽や好んで聴く音楽を会期中会場に流してみるという企画でした。

いろいろなジャンルやテンポの違いなど作家ごとに異なり、

普段会期中に流している柔らかな音楽とは違った曲の色合いで、

いつもとは違った雰囲気になりました。

My favorite song

作家の選曲した音楽を聴きながらうつわの話しを楽しむ時間。

 

この会より木工の山崎雅之さんに加わっていただきました。

 

DM作成時、撮影した画が少し暗かったのでパソコン上で明るさを増して編集し出稿したところ出来上がりに透明感が薄れ思った仕上がりになりませんでした。
自分で編集するのはかなり難しいとの結論に達し、その後は写真を撮った段階で決定し あまりいじらないで出稿。というのが基本になりました。

 

 

 

大切な贈りものⅡ

 

過去の展示会DMをたどるシリーズ14

 

2014年12月 横浜インペリアルギャラリーにて

橋村大作さんのガラスオブジェTreeです

毎年クリスマスの時期に限定して出しているので

このTreeも旅をさせてみようとおもい

前回は港、今回は野にしてみました。

さて、次はどこで撮るか。

 

贈りもの展なのにギフト用梱包がないのもいかがかと思い

梱包が苦手ともいっていられず

用意するには用意しましたが

むむむの出来で、今もってギフト用ラッピングの

上出来を考案中です

 

 

 

いつかのうつわⅡ

 

過去の展示会DMをたどるシリーズ13

 

2014年10月 神楽坂アートスペースK2にて

いつかのうつわ2回目です

まだ子供のころに祖母から

めし碗の持ち方を教えてもらった記憶が

今でも鮮明に思い出されるのですが

機能的なことよりも

祖母のめし碗を持つ手のかたちが

とてもきれいだったのが

子供ごころに美しい思い出として残っています

 

あのころの

いつかのうつわ

 

 

 

Mitate ru

 

過去の展示会DMをたどるシリーズ12

 

2014年9月 築地「茶の実倶楽部」にて

みたて

本来の使用目的とは違う使いかたをしてみる

発想の転換を図りながらもののありかたを見直す

 

主にお茶の世界ではみたてというのは

ハイレベルの頭脳戦ではないでしょうか

ただみたてるだけでなく

美しさも加味されている

みたてたものに知性や教養が現れ

また、てらいなくあくまで自然に、

などごてごて考えているようではいけません

深いです

 

この展覧では

めし碗として作られた碗を

普段使いの抹茶碗にしてみたり

小壺に蓋をして振り出しにしたり

小湯呑を茶巾入れにしたり

いろいろ提案してみました

 

 

 

ゆらぎ

 

過去の展示会DMをたどるシリーズ11

 

2014年7月 「ゆらぎ」展

横浜インペリアルギャラリーにて

 

ゆらぎといえば、

STAY HOME のいま

家の中でのリラックスに

灯りを楽しむのも一考です

 

燈明は古くからあるものの

忘れられてしまったアイテムかもしれません

部屋の明かりを消して

燈明を灯してみる

ゆらぎにはリラックス効果があるといわれています

一瞬で幻想的な世界へ

新しい発想が生まれてくるかもしれません

 

6年前のゆらぎ展

季節は夏

部屋が暗くなる時間帯が短いため

灯りの体感が貴重な時間となりました

 

 

珈琲とうつわⅡ

 

過去の展示会DMをたどるシリーズ10

 

2014年3月 元住吉もとえ珈琲(現店名Mui)にて

 

年が明け毎月開催していた展示会を

1週間前後の会期で年数回催すことにしました

もとえ珈琲さんでの企画展も2回目

前回はコーヒーカップに特化していましたが

珈琲まわりのうつわに広げて展覧しました

また企画ブレンドも会期中再開し

6種セットにしてそれぞれ飲み比べてみるという試みも

 

珈琲もうつわも、知ればしるほど味わい深く

奥の深いものだと感じます

時々どのうつわがいいのか聞かれるときがあります

基本的には時々に自分の好みにあったものが1番とお答えしています。

好きのうつわは愛着がわき大切にします

それぞれの経験値のなかで最適なのだと思います

 

好きが高じて知れば知るほど好みが変わってくるのは

自然の成り行きかもしれません

そうして自然と好みが変わってもまた戻ったりして

行きつ戻りつ修正しながらうつわ行脚にいそしみます