いつかのうつわⅢ

 

過去の展示会DMをたどるシリーズ16

 

2015年6月 神楽坂アートスペースK2にて

 

前回より新しく加わってくださった木工の山崎雅之さん

山崎さんの木のうつわは、そのままのようにそこにあります。

加工されていることを忘れてしまうほどに

うつわが活き活きと呼吸しているのです。

海が目の前に拡がる三浦の土地に生まれ育ち

その土地で ひとり黙々と作業しています

山崎さんの生業は家具づくりです。

その手は木の性質、クセなど熟知しています。

山崎さんの作る木のお皿はまだ産毛が生えているようです

使ううちに手になじみ

艶を増し

色も変化していきます。

木を聞き 流れに沿う

そのままのようにそこにあります

 

いつかのあの木 あのうつわ

 

DMのお皿は山本英樹さんのお皿です

山帰来の枝を添えたら月と雲みたいになりました。

このころホームページが出来上がりwebshopも可能になりました。