小山さんのお碗

 

粉引きの肌質は

 

粉を吹いたような

やわらかで

あたたかな質感が

 

ちょうどひとの肌に

似ているような感じで

 

特に小山さんの粉引きは

ひたりと掌に収まるところが

いいなと思います

 

一日の疲れをいやす夕餉の食卓に

いちばん

 

常滑で作陶されている

小山乃文彦さんの飯碗です

 

粉引き碗 高さ6.2㎝ 口径12.7㎝

 

粉引き碗 高さ5.5㎝ 口径12.6㎝

 

 

空 wan

 

 

 

設楽さんのお碗

 

白米の美味しさは

 

米の粒の健康な肌合いと

粋のいい光を放つ新鮮さ

 

そして活きた水と

堅固な釜で

しゃんしゃんと炊いた

 

わくわくと湯気の立つ

アツアツを

いただくところにあると思います

 

栃木県矢板市で作陶されている

設楽享良さんの飯碗です

 

木賊切立飯碗 高さ6.5㎝ 口径12.4㎝

 

白磁鎬切立飯碗 高さ6.5㎝ 口径11.9㎝

 

 

空 wan

 

 

 

 

山本さんのお碗

 

佐賀県武雄で作陶される山本英樹さんのお碗です

この碗はどこか禅を思わせます

 

無心に手を動かし

炎を通して出来上がったうつわです

 

玄釉碗 高さ6.6㎝ 口径9.1㎝

 

玄釉取鉢 高さ5.5㎝ 口径12.8㎝

 

玄釉十草飯碗 高さ5.5㎝ 口径11.1㎝

 

 

空 wan

 

 

 

 

松尾さんのお碗

 

佐賀県武雄で作陶されている松尾貞一郎さんの飯碗です

 

小飯碗 青 高さ4.7㎝ 口径8.9㎝

 

小飯碗 赤 高さ4.8㎝ 口径8.6㎝

 

小飯碗はお食い初め用に作られたとても可愛い飯碗です

見込みにうさぎちゃん

底に現れたうさぎを見つけて

ぱぁっと よろこぶ顔が

目に浮かびます

 

初めて食べるご飯をこんな飯碗で食べられたら楽しいでしょうね

 

飯碗 高さ5.9㎝ 口径10.8㎝

 

三輪車小鉢 高さ6.4㎝ 口径13.2㎝

 

三輪車カップシリーズです

小鉢ですが大き目の飯碗としても小どんぶりとしても使えます

 

おちゃめな遊び心のある松尾さんの飯碗は

食卓がいっそう楽しくなるでしょう

 

 

 

 

ランプシェード

 

谷口晃啓さんのランプシェード

納品に行ってきました

 

 

元住吉にあるMuiさん

入口レジの上、店内にとてもしっくり似合っています

 

お昼間なのでわかりづらいのですが

暗くなってくるとシェードの

シノギの部分が光に透けて

雰囲気抜群になります

 

お近くの方は是非目に留めて頂けると幸いです

 

Muiさん

何度か展示でお世話になっています

珈琲豆やスイーツ絶品です

そちらもどうぞ

 

こんな感じに灯ります

尾形さんのお碗

 

奈良で作陶されている尾形アツシさんの飯碗です

 

土味のある飯碗に

夏はやっぱりミョウガの炊き込みご飯でしょうか

クレソンとちりめんじゃこの混ぜご飯も美味しそう

トウモロコシの炊き込みもいいですね

 

夏野菜でいただく混ぜご飯は

さっぱりと青じそや梅干しをトッピングするだけで

食が進みます

 

薪土化粧ヒビ手めし碗 高さ6㎝ 口径11.9㎝

 

刷毛目めし碗 高さ6㎝ 口径11.7㎝

 

 

空 wan

藤塚光男さんのお碗

 

炊き立ての白米をふんわりのせて

 

京都で作陶されている藤塚光男さんの飯碗です

あたたかくて可愛らしい絵

うつわの中で風にゆれているようです

 

流水草花梅文飯碗 高さ5.8㎝ 口径12.1㎝

 

花散らし飯碗 高さ6㎝ 口径10.9㎝

 

松文水玉飯碗 高さ6.1㎝ 口径10.9㎝

 

花散らし飯碗(特注) 高さ5.7㎝ 口径11.9㎝

 

 

空 wan

 

 

 

繕う

 

大事にしているうつわでも

ふとした瞬間に欠けてしまうことがあります

 

いつも大事に扱っているのに

こんな時に限ってと

後で悔やまれます

 

でもうつわは壊れるもの

ちょっとだけ早く土に還ると思えば

少し気持ちも落ち着きます

 

それにしても

やっぱり大事なうつわ

 

繕うという手もあります

 

で、素人の手習い

繕ってみました

 

 

これは取手の部分が3つに折れてしまいました

いくら繕うといっても

取手は一番加重のかかる部分

なので繕っても取手は持てませんが

縞々が可愛い

錫でまきました

 

 

これはずいぶん前にプロの方に繕ってもらったものです

漆の地のままにしていたのですが

やっぱりまきたいなと思い

錫をまいてみました

 

 

なかなかいい感じに仕上がりました

このようにだいぶ後になってから

上から錫や金をまくことで感じを変えることもできます

 

 

このお皿は黒なので

敢えて漆のままに繕いました

 

いわゆる金継ぎというふうに呼ばれている繕い

その繕いかたはうつわによっていろいろです

金や錫でまいたり、漆のままで良しとしたり

繕う漆の厚さも厚かったり薄くしたり

それは繕うひとしだい

 

なかなか一筋縄ではいかず

先生に助けてもらいながら繕っています

 

繕うって

いい言葉です

 

 

 

展覧のお知らせ 空 wan

 

 

ご飯茶碗を中心に食卓まわりのうつわを

展示販売します

 

 

2017年6月29日(木)~7月4日(火)

11:00~18:30 (最終日15:30まで)

 

アートスペースK2

東京都新宿区神楽坂2-11

 

地下鉄「飯田橋駅」B3出口 徒歩1分

JR「飯田橋駅」神楽坂口 徒歩3分

 

 

 

ギャラリーへのアクセス

 

 

これからの季節

暑さで食欲も減退気味に

 

だからこそきちんと

お米を食べて

体調を整えたいものです

 

お気に入りのうつわに

料理を盛って

家ごはん

ご飯の美味しくなるお椀をみつけに

どうぞお運びください