暑い夏の午後
冷蔵庫でしっかり冷やした御出汁をかけて
冷やし飯しを食する
ひやりとしたガラスと
冷えた出汁は
熱のこもったからだに
涼をもたらす
横浜のガラス作家
橋村大作さんのおわんです
ガラス茶碗 高さ6.7㎝ 口径13㎝
暑い夏の午後
冷蔵庫でしっかり冷やした御出汁をかけて
冷やし飯しを食する
ひやりとしたガラスと
冷えた出汁は
熱のこもったからだに
涼をもたらす
横浜のガラス作家
橋村大作さんのおわんです
ガラス茶碗 高さ6.7㎝ 口径13㎝
粉引きの肌質は
粉を吹いたような
やわらかで
あたたかな質感が
ちょうどひとの肌に
似ているような感じで
特に小山さんの粉引きは
ひたりと掌に収まるところが
いいなと思います
一日の疲れをいやす夕餉の食卓に
いちばん
常滑で作陶されている
小山乃文彦さんの飯碗です
粉引き碗 高さ6.2㎝ 口径12.7㎝
粉引き碗 高さ5.5㎝ 口径12.6㎝
白米の美味しさは
米の粒の健康な肌合いと
粋のいい光を放つ新鮮さ
そして活きた水と
堅固な釜で
しゃんしゃんと炊いた
わくわくと湯気の立つ
アツアツを
いただくところにあると思います
栃木県矢板市で作陶されている
設楽享良さんの飯碗です
木賊切立飯碗 高さ6.5㎝ 口径12.4㎝
白磁鎬切立飯碗 高さ6.5㎝ 口径11.9㎝
佐賀県武雄で作陶される山本英樹さんのお碗です
この碗はどこか禅を思わせます
無心に手を動かし
炎を通して出来上がったうつわです
玄釉碗 高さ6.6㎝ 口径9.1㎝
玄釉取鉢 高さ5.5㎝ 口径12.8㎝
玄釉十草飯碗 高さ5.5㎝ 口径11.1㎝
奈良で作陶されている尾形アツシさんの飯碗です
土味のある飯碗に
夏はやっぱりミョウガの炊き込みご飯でしょうか
クレソンとちりめんじゃこの混ぜご飯も美味しそう
トウモロコシの炊き込みもいいですね
夏野菜でいただく混ぜご飯は
さっぱりと青じそや梅干しをトッピングするだけで
食が進みます
薪土化粧ヒビ手めし碗 高さ6㎝ 口径11.9㎝
刷毛目めし碗 高さ6㎝ 口径11.7㎝
炊き立ての白米をふんわりのせて
京都で作陶されている藤塚光男さんの飯碗です
あたたかくて可愛らしい絵
うつわの中で風にゆれているようです
流水草花梅文飯碗 高さ5.8㎝ 口径12.1㎝
花散らし飯碗 高さ6㎝ 口径10.9㎝
松文水玉飯碗 高さ6.1㎝ 口径10.9㎝
花散らし飯碗(特注) 高さ5.7㎝ 口径11.9㎝
大事にしているうつわでも
ふとした瞬間に欠けてしまうことがあります
いつも大事に扱っているのに
こんな時に限ってと
後で悔やまれます
でもうつわは壊れるもの
ちょっとだけ早く土に還ると思えば
少し気持ちも落ち着きます
それにしても
やっぱり大事なうつわ
繕うという手もあります
で、素人の手習い
繕ってみました
これは取手の部分が3つに折れてしまいました
いくら繕うといっても
取手は一番加重のかかる部分
なので繕っても取手は持てませんが
縞々が可愛い
錫でまきました
これはずいぶん前にプロの方に繕ってもらったものです
漆の地のままにしていたのですが
やっぱりまきたいなと思い
錫をまいてみました
なかなかいい感じに仕上がりました
このようにだいぶ後になってから
上から錫や金をまくことで感じを変えることもできます
このお皿は黒なので
敢えて漆のままに繕いました
いわゆる金継ぎというふうに呼ばれている繕い
その繕いかたはうつわによっていろいろです
金や錫でまいたり、漆のままで良しとしたり
繕う漆の厚さも厚かったり薄くしたり
それは繕うひとしだい
なかなか一筋縄ではいかず
先生に助けてもらいながら繕っています
繕うって
いい言葉です
ご飯茶碗を中心に食卓まわりのうつわを
展示販売します
2017年6月29日(木)~7月4日(火)
11:00~18:30 (最終日15:30まで)
アートスペースK2
東京都新宿区神楽坂2-11
地下鉄「飯田橋駅」B3出口 徒歩1分
JR「飯田橋駅」神楽坂口 徒歩3分
これからの季節
暑さで食欲も減退気味に
だからこそきちんと
お米を食べて
体調を整えたいものです
お気に入りのうつわに
料理を盛って
家ごはん
ご飯の美味しくなるお椀をみつけに
どうぞお運びください