生きる証拠を私に教える
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ぐい吞み
あと少し
ほんの少し
そのくらいがいいのよ
いつもだいたいそのあたりで
終了なのよ
透
うまく言葉が出てこない
そのくせ激情型で
あとから後悔することばかり
でも済んだことは仕方ない
あまり悔やむことはない
って
どっち笑
よりどころ
だれでも心のよりどころが
どこかしらにあるもの
星の数ほどある人のなかにも
たくさんあるうつわのなかにも
必ずピタリとくる瞬間がある
あの時あの場所
一期一会をだいじにしたい
中秋
空に
この盃に
月
潭底を穿って水に痕なし
(禅語)
かたち
めぐりて
青蓮
笑而不答心自閑
(李白より)
掌
重さ
手触り
大きさ
バランスのとれたうつわ
光の風
桜の木の下
春のひとひら舞い込んで
光ごと口に流し入る
徳利
最近は徳利を使わないとききます
こんなに情緒のあるものを
使わないのはあまりに勿体無い
使うほどになじみ
手に収まっていく感覚を楽しむ
大人の時間です
冬あたたかに
お過ごしください