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空と海
硝子釉鉄彩皿 玄釉碗 山本英樹作
花咲く 満ちる
白雪の
風に吹かれて
舞う花の白
雪の白
三島皿 小山乃文彦作
玄釉椀 山本英樹作
ひらひらと
まわりを飛び交う蝶は
まるでこちらを気遣うように
寄っては離れ
離れては寄り
やがてすいっと
あちらへと
染付皿 松尾貞一郎作
一服の春
玄釉椀 山本英樹作
春は隣りに
白磁皿 松尾貞一郎作
白磁碗 設楽享良作
そして宇宙
薪茶碗 尾形アツシ作
芽吹いた新芽を
摘んで口に含めば
茶のいのちが
身体をめぐり
風がさあっとわたっていく
新茶の季節
この初ものを
心待ちにして
一番の新茶を
コクのある甘さと
馥郁たる香り
しあわせ