うつわ空
現代陶芸作家のうつわ紹介と企画展での展示・販売のご案内
山椒のきいた 麻婆豆腐がすき
香たちのぼり
アツアツを食す
※白磁鉢 設楽享良作
あらたまの 年行き返り
春立たば
まづ我が宿に 鶯は鳴け
(万葉集)
結婚するとき
娘は甘いものさえ与えていれば大丈夫
と父が言った言葉
今でも時折
話題にのぼる
※粉引7寸皿 小山乃文彦作
香る椿と書いて
チャンチンとよみます
椿とありますがセンダン科に属します
名の美しさと木肌の鮮やかな色が
響きます
ポット敷 大石祐子作
テーブルの上が
いちばん好き
と、ポットが申しております
ポット 谷口晃啓作
さあ今日はどれにしましょうか
いきおい
流れのあるところ
とどまるところしらず
刷毛目マグ 尾形アツシ作
ブラウニーを軽くトーストして
表面をカリッとさせ
あたたかくなったところに
アイスと手作りのマーマレードをのせました
谷口さんのお皿と
小山さんのポット
尾形さんの碗にはアツアツの紅茶を
初春の
令月にして気淑く風和ぎ
梅は鏡前の粉を披き
蘭は珮後の香を薫らす
(万葉集より)
玄釉平鉢 口径17.5㎝ 高さ4.3㎝ 山本英樹 作