春の野 幼いころ まだ 近くに空き地がいっぱいあったころ 広々とした野の原っぱで シロツメやアカツメを摘んでは 夢中になって花輪をつくり 飽きればごろんとあおむけになって ぽかんと広がる空をみた 時間はいつでも私の時間でまわっていた 写真:山崎雅之 ナラ正方皿
花 うつわ空として 初めて撮った写真です あの頃は 夢中で 迷わず前に進んで 全てが新鮮で楽しく 写真一つ撮るのも ワクワクし 気持ちが高揚していたと 記憶しています 初心忘るべからず 2017年 本年もどうぞよろしくお願いいたします うつわ空 かとうゆうこ