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夏の陽ざかり
倒れぬように
清々と
惺々と静かにあれ
※白磁腰高碗 設楽享良作
雨降る季節
たまにはレインコートに長靴はいて
水たまりをジャブジャブ歩いてみたら
きっと気持ちいいだろうなあ
神楽坂にて
展覧はじまりました
お気に入りのうつわをみつけに
お運びくださいね
神楽坂 アートスペースK2 にて
いただいた麩まんじゅうを
気に入りの皿に盛って
目にも涼しく
食してなお美味し
長角皿 松尾貞一郎作
ああ
こんなに可愛いさくらんぼ
ひとつひとつ
口に入れてたのしもう
染付深小皿 設楽享良作
夏だから
素揚げしたり
焼いたり
旬を食す
白磁立ち上がり皿 谷口晃啓作
野菜
とりどりの色いれて
わっさり盛って
わさわさ食す
刷毛目中鉢 尾形アツシ作
ひょうたん型か
だるま型か
ポテっとしたシルエットは
中年太りのあの方にも似ている
なんともいえず福々しい姿
そうそう
ガラスなのに中身を見せないところが
小憎らしい
あら
この色
梅雨の色
※写真:ふたもの 橋村大作 作
使いやすさと美しさが
そこにある
手にとって見て頂きたい
大石祐子さんの栃筋挽椀です
次回展覧にて初お披露目となります
玄釉見込金彩釉まゆ鉢 山本英樹作
美しさを
言葉であらわすことは
とてもむずかしい
言葉にしたとたんに
するすると逃げていく
いっそ
流され遠のいていく言葉を
ひろって
浮月の鉢に浮かべたい
そして宇宙
薪茶碗 尾形アツシ作