うつわ空
現代陶芸作家のうつわ紹介と企画展での展示・販売のご案内
空に
この盃に
月
潭底を穿って水に痕なし (禅語)
このころの秋の朝明に霧隠り
妻呼ぶ鹿の声のさやけさ (万葉集)
白き芙蓉 あかき芙蓉と かさなりて
児のゆく空に 秋の雨ふる (与謝野鉄幹)
白露が草木にかかる月の空
風は呼ぶ
秋にこがれる 手のうつわ
ガラス戸の外は月あかし森の上に
白雲長くたなびける見ゆ (正岡子規)