いつかのうつわⅣ

 

過去の展示会DMシリーズ22

 

2016年6月 神楽坂アートスペースK2にて

松尾貞一郎さんの染付絵にはよく龍がでてきます

神社仏閣の天井絵にあるようなちょっと怖めの龍とは違って

優しいシュッとした龍です

以前陶房に伺ったときにこの龍の話しになり

雨龍という瑞龍だとのことでした

雨龍は雨を司る龍で、田んぼに雨を降らせて恵みを与えたりします

うつわの絵付けには吉祥の絵が多くありますが

この雨龍もまさにそのひとつ

松尾さんのところに買付に行くと

まず先に雨龍を探してしまうというのが恒例になりました

 

 

珈琲とうつわⅢ

 

過去の展示会DMシリーズ21

 

2016年5月 川崎市元住吉 もとえ珈琲(Mui)にて

木月祇園町からブレーメン通り商店街に移転し

カフェスペースも広くなり

新たにスイーツも提供するようになったもとえ珈琲(Mui)さん

3回目の展覧となりました

店主の大沢さんはうつわ好き

店内は好きな作家のうつわで珈琲やスイーツの味を引き立てています

そもそもの出会いも赤坂でのうつわ屋さん

近くお店を開くとのお話しを伺い

珈琲豆を買いに行ったのがきっかけとなりました

出会いっておもしろいです

焙煎された豆は香りゆたかで

味はどこよりも美味しく

以来珈琲豆はもとえさん(現在はMuiと改名)でいつも揃えています

松尾貞一郎さんの三輪車カップも好評をいただきました

 

 

茶器と会う

 

過去の展示会DMシリーズ20

 

2016年4月 築地

うおがし銘茶 茶の実倶楽部イベント「茶器と会う」に出展しました

摘んだばかりの新茶を誰よりも早く味わうことができたのはお茶屋さんならではのこと

お茶マイスターが淹れて下さる新茶は格別です

お茶を淹れる時のちょっとしたコツを教えてもらいながら香りふくよかに新茶を味わえました

お茶のいろの映えるお湯呑や急須

新茶を味わうための小ぶりのうつわなど

試飲いただきながらの展観となりました

湯呑の見込みの底の染付絵がお茶のいろにとても合っていて

美味しいお茶を目と舌で味わっていただく良い機会となりました

 

ひとめぼれ

と言って持って帰られるお客様、一期一会の出会いの場でした

 

この会より松尾貞一郎さんに新しく加わっていただきます

 

 

うつわのこえ

 

過去の展示会DMをたどるシリーズ19

 

2016年3月 東京都中野区にて

“meee” Gallery Tokyo

この写真、大きく撮ってますがぐい吞みです

うつわの部分をみてもらいたので直近で撮ることも多く

このぐい吞みもめし碗かと思われる方がいました

そんなことからその後、作家の藤塚さんに同じような模様でめし碗をお願いし、とても好評をいただきました。

 

ギャラリー全面がガラスになっていて春の日差しがキラキラとうつわに反射し、とてもきれいでした。

 

 

 

 

大切な贈りものⅢ

 

過去の展示会DMをたどるシリーズ18

 

2015年12月 横浜インペリアルギャラリーにて

旅するTree、今回は湖に旅しました

どこだったか天気の良い日に撮影しながら

湖畔の桟橋で日向ぼっこしていたら

白髭をはやした老人が助手と思われる女性とカメラ片手にやってきて

パシャパシャっと辺りを撮りまくり

ひゃひゃひゃっと笑いながら去っていきました

その間1分ほど

今のはなんだったのかとちょっとあっけにとられたのを思い出します

あれは仙人だったのかもしれない

仙人にあやかれたのか何なのか

このDM写真は良くとれてお気に入りのDMのひとつになりました

 

 

 

 

手のうつわ

 

過去の展示会DMをたどるシリーズ17

 

2015年9月 築地 茶の実倶楽部にて

会期中かかせないものに彩りを与える花があります。

うつわをより良く魅せるための花

一番すきなのは山野草や和花なのですが、これがなかなかお花屋さんに出ていない。

自宅のまわりに山や野原があればいいのですがありません。

あっても昨今ではへたに摘むものなら怒られてしまいます。

花を摘みに野に

なんてことが許されない世の中になってしまいました。

土の地面のないマンション住まいなのでプランターで育てることにしました。

たまに展覧中もってきてくださるお客様がいるととても嬉しくなります。

 

展示会のなか一番広いスペースでの会場です。

この会より藤塚光男さんに加わっていただきました。

 

 

 

 

いつかのうつわⅢ

 

過去の展示会DMをたどるシリーズ16

 

2015年6月 神楽坂アートスペースK2にて

 

前回より新しく加わってくださった木工の山崎雅之さん

山崎さんの木のうつわは、そのままのようにそこにあります。

加工されていることを忘れてしまうほどに

うつわが活き活きと呼吸しているのです。

海が目の前に拡がる三浦の土地に生まれ育ち

その土地で ひとり黙々と作業しています

山崎さんの生業は家具づくりです。

その手は木の性質、クセなど熟知しています。

山崎さんの作る木のお皿はまだ産毛が生えているようです

使ううちに手になじみ

艶を増し

色も変化していきます。

木を聞き 流れに沿う

そのままのようにそこにあります

 

いつかのあの木 あのうつわ

 

DMのお皿は山本英樹さんのお皿です

山帰来の枝を添えたら月と雲みたいになりました。

このころホームページが出来上がりwebshopも可能になりました。

 

 

 

 

春 no 音

 

過去の展示会DMをたどるシリーズ15

 

2015年3月 東京都文京区千駄木にて

猫の小道を想像させるような道をたどったところにギャラリーはありました。

もともとは川だったところが道になったそうでなるほどくねくねと緩やかなカーブ道です。

くねくね道のたどった先にある初めての空間です。

 

作家が作陶中に聴く音楽や好んで聴く音楽を会期中会場に流してみるという企画でした。

いろいろなジャンルやテンポの違いなど作家ごとに異なり、

普段会期中に流している柔らかな音楽とは違った曲の色合いで、

いつもとは違った雰囲気になりました。

My favorite song

作家の選曲した音楽を聴きながらうつわの話しを楽しむ時間。

 

この会より木工の山崎雅之さんに加わっていただきました。

 

DM作成時、撮影した画が少し暗かったのでパソコン上で明るさを増して編集し出稿したところ出来上がりに透明感が薄れ思った仕上がりになりませんでした。
自分で編集するのはかなり難しいとの結論に達し、その後は写真を撮った段階で決定し あまりいじらないで出稿。というのが基本になりました。

 

 

 

大切な贈りものⅡ

 

過去の展示会DMをたどるシリーズ14

 

2014年12月 横浜インペリアルギャラリーにて

橋村大作さんのガラスオブジェTreeです

毎年クリスマスの時期に限定して出しているので

このTreeも旅をさせてみようとおもい

前回は港、今回は野にしてみました。

さて、次はどこで撮るか。

 

贈りもの展なのにギフト用梱包がないのもいかがかと思い

梱包が苦手ともいっていられず

用意するには用意しましたが

むむむの出来で、今もってギフト用ラッピングの

上出来を考案中です

 

 

 

いつかのうつわⅡ

 

過去の展示会DMをたどるシリーズ13

 

2014年10月 神楽坂アートスペースK2にて

いつかのうつわ2回目です

まだ子供のころに祖母から

めし碗の持ち方を教えてもらった記憶が

今でも鮮明に思い出されるのですが

機能的なことよりも

祖母のめし碗を持つ手のかたちが

とてもきれいだったのが

子供ごころに美しい思い出として残っています

 

あのころの

いつかのうつわ