銀河 とどこかで、ふしぎな声が、銀河ステーション、銀河ステーションと云う声がしたと思うといきなり眼の前が、ぱっと明るくなって、まるで億万の蛍烏賊の火を一ぺんに化石させて、そこら中に沈めたという具合、またダイアモンド会社で、値段がやすくならないために、わざと穫れないふりをして、かくしておいた金剛石を誰かがいきなりひっくりかえして、ばら撒いたという風に、眼の前がさあっと明るくなって、ジョバンニは、思わず何べんも眼を擦ってしまいました。 (銀河鉄道の夜 宮沢賢治 銀河鉄道の夜から)
磨く 直感をもう少し信じても いいと思うのです それは ウンチクよりもよほど 信頼おける感覚です なぜなら直感は 太古の昔からヒトが生きるために 培ってきた経験値が 延々と受け継がれてきた記憶でもあるから ※香合 山本英樹作
涼 山本さんの黒のうつわは 新鮮な野菜の緑や トマトの赤が瑞々しく映えて 食が細くなりがちな夏にも 活躍してくれます 氷をのせて水菓子を盛っても涼やかです 玄釉菓子鉢 径19.8㎝ 高さ6.2㎝ 山本英樹作